バッハ フランス組曲について

「ヨーロッパ音楽の父」と呼ばれるバッハ。バッハはカタルシス(浄化)、と以前にもブログで書きましたが、心を落ち着かせてくれるバッハの曲から、フランス組曲について書いてみました。
この曲は、チェンバロの演奏法の学習目的で書かれたものでもあります。

フランス組曲、という名前もバッハ自身がつけたものではなく、少し後の時代になってから付けられました。クラヴサン(チェンバロ)という楽器がフランスの楽器、というイメージが強かったからです。
17、8世紀はフランスが舞曲の中心地でした。

組曲について

組曲とは、いくつかの舞曲から成り音楽的にひとつのまとまりとなっています。
17〜18世紀に好んで使われた形式です。

ドイツ、イギリス、スペイン、イギリス、ポーランドの様々な舞曲から構成され、その性格は大衆的であったり、宮廷風であったりします。

ヤン・エキエル教授編 フランス組曲楽譜より引用

組曲を演奏するには、それぞれの舞曲について知らなければいけません。

組曲を構成する舞曲について

これから、弾かれる方の参考になればと思い、簡単にそれぞれの舞曲について書きました。

アルマンド       ドイツの4拍子 物静かな舞曲

クラント  フランスの3拍子 活発で飛び跳ねる性格の踊り

サラバンド  スペインの3拍子 ゆっくりした儀式的な踊り

ジグ   イギリスの8分の3、8分の6、8分の12または4分の4拍子 付点のリズムが特徴

ガヴォット  フランスの2拍子、程よいテンポの宮廷舞踊

メヌエット  フランスの3拍子、穏やかな宮廷舞踊

ブレ  フランスの2、または4拍子の宮廷舞踊

アングレーズ  イギリスの2拍子の踊り、コントルダンスとも呼ばれる

ルール   ノルマンディーの3拍子の踊り

ポロネーズ    ポーランドの国民の踊りだがバッハの作品では穏やかでメランコリックな性格を持つ。

エール  旋律線のはっきりした性格を持つ

チェンバロでの演奏

ピアノと全然雰囲気が変わりますね。チェンバロの音色も素敵です。

レッスン案内

神戸市東灘区本庄町にて ピアノの個人レッスンをしています。

ご自分の想いをピアノで語ってみませんか?

これからピアノを始めたい方へ

この記事を書いた人

坂上麻紀

坂上麻紀

現在は東灘区にてピアノ教室を主宰の他、ラウンジピアニスト、各種イベント、シニアマンション・病院等での出張演奏にて活動中。神戸女学院大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒・同音楽専攻科修了。