ロシアン・メソッドについて

 

ロシアン・メソッドについて

ロシアン・メソッド(重量奏法)とは、簡単に言うと「手の重みを使うことができるかどうか、指だけでなく手も腕も全て使い、ピアノの前で脱力ができる」奏法のことです。

脱力出来ているか、出来ていないかでピアノの響きは全く違います。

手の重みを使わないと、響かずパーン!と言う打撃音になってしまいます。

鍵盤を叩いてはいけません。1つの音から次の音へ、手の重みを受け渡すのです。

重量感たっぷりの響き、ピアノの響きを変えるのが重量奏法です。

シュパイデル先生のレッスン

2度目のウィーンでは、この奏法がメインのレッスンになりました。

ブラームスソナタ3番の冒頭の何小節かを、この奏法にして弾くようにご指導を受けました。

先生の見せてくださったフォームは、鍵盤と手が一体化したような演奏に感じました。

そして柔らかで豊かな音で、先生のピアノは歌っていました。

先生は私の演奏を聴いて、「もっと脱力できる。40歳、50歳と弾き続けていきたいならこの弾き方で弾くように」と仰いました。

先生がフォームを見せてくださり、そこから発せられる豊かな音をこの耳で間近で聴き、さらに言葉で的確にご指導くださったことで、私は短期間の滞在でもこの奏法を身に付けて帰国することが出来ました。

それからは前の記事でも書きましたが、レッスン直後の上書き保存=復習、ですね。

先生のレッスンは厳しかったですが、あの集中した濃い日々は今でも私の宝物です。

何年も留学して、住んでいた訳でもないのに(笑)ウィーンは私にとって特別な場所になっています。

シュパイデル先生と出会っていなければ、もうこの年で演奏していなかったかもしれないと思います。

私の音楽人生を変える出逢いでした。

一生のご恩を感じています。ありがとうございました。

レッスン案内

神戸市東灘区本庄町にて ピアノの個人レッスンをしています。

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これからピアノを始めたい方へ

この記事を書いた人

坂上麻紀

坂上麻紀

現在は東灘区にてピアノ教室を主宰の他、ラウンジピアニスト、各種イベント、シニアマンション・病院等での出張演奏にて活動中。神戸女学院大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒・同音楽専攻科修了。