バッハインベンションについて 解説と私の考え

バッハの時代と作品について(1685〜1750)

バッハの時代では全ての演奏家が同時に作曲家であり、自分の曲も他の人の曲も弾いていました。
バッハの作品は簡単な小品から始まり、様々な種類の舞曲、そしてインベンション、シンフォニア、この流れを継いで平均律クラヴィーア曲集1巻、2巻、大パルティータ、ファンタジー、フーガ、トッカータへと発展してゆきました。

インベンションとシンフォニアについて

バッハは偉大な作曲者であるだけでなく、偉大な教育者でもありました。2声と3声、この2つの形式を同時に作曲し、2声に呼応するように3声のインベンションを書きました。

インベンションという形式

自然と展開していくアイデアを、制限することなく発展させてゆく音楽形式です。旋律で構成するのではなく、主題に基づき構成されます。バッハの意図は完全な対位法の実現でした。

バッハの言葉より

インベンションの巻頭に、バッハは序章をつけました。

誠実な手引き
クラヴィーアの愛好者、特に熱心な学習者が2つの声部をはっきりと弾きこなせるようにするだけでなく、さらに上達した際には3つのオブリガード声部をも正しく、満足いくように処理することができるように。
同時に、優れたインベンション(楽想)を得るだけでなく、それを上手く展開させられるように、そしてとりわけ歌唱的な奏法をしっかりと身につけ、さらには作曲技法の奥義に触れることが出来るように。
アンハルト・ケーテン候宮廷楽長 ヨハン・セバスチャン・バッハこれを記す(1723年)より引用

バッハについて、私の考え

バッハはピアノ教育の基礎を創ったと言えると思います。ピアノ指導者として、バッハは絶対に避けてはいけない作曲家です。

バッハの曲=ポリフォニーを理解して練習し、美しく演奏出来る事はピアノの上達には欠かせない事だからです。

今は、プレ・インベンションなど、インベンションがまだ難しいお子さんにも取り組める、良いテキストがありますね。
楽しみながら、ポリフォニーの響きを感じていただければと思います。

「ポリフォニー」につきましては、またブログにて書きたいと思っておりますので、ご興味のある方が参考にしてくだされば嬉しいです。

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この記事を書いた人

坂上麻紀

坂上麻紀

現在は東灘区にてピアノ教室を主宰の他、ラウンジピアニスト、各種イベント、シニアマンション・病院等での出張演奏にて活動中。神戸女学院大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒・同音楽専攻科修了。