小さな子供さんのレッスン&ピアニストとピアノ指導者

ウィーンのピアノとシュパイデル先生のキーボード

ウィーンに夏期講習でレッスンを受けに行った時は学生寮に滞在し、ウィーン国立音楽大学のピアノを予約して練習することが出来ました。

音大のピアノは、予想に反してどのピアノもひどい状態で驚きました。調律もできていないし、本場のウィーンの音大のピアノがこれ!? という衝撃(現在の状況はわかりません、20年前の事です)。

私は街まで出て、ベーゼンドルファーのサロンの練習室をレンタルして練習していました。

インペリアル(フルコンサートピアノ・1番大きなサイズのグランドピアノ)のお部屋をレンタルして練習していましたが、日本みたいにお高くなく、1時間600円程度だったと思います。

道路を渡ったところのランチとワインが美味しくて、度々通ってしまいそっちの方が高く付いたくらいです。

そして、最終日に気づいてビックリ!だったのは、シュパイデル先生が部屋での練習用になんと!卓上キーボードを持っていらっしゃった事です。

お別れの時にはミュージシャンのように、肩からたすき掛けにして担いでいらっしゃいました。

厳しくロシア奏法をご指導くださった先生と、キーボードを担いでいらっしゃるお姿が、あまりにも結びつかなくて驚きでした。

先生のレベルになると、鍵盤があるだけで本物のピアノの打鍵のイメトレが出来てしまうのだろうなぁ、と思いました。まだまだ私は修行が足りません。

先生は素晴らしい指導者であり、素晴らしいピアニストでした。

ピアニストと指導者について

ピアニストとピアノ指導者は別、素晴らしいピアニストが素晴らしい指導者とは限らないというフレーズは昔からずっと根強く言われていますね。

でも、それは実際に教わった生徒さんが感じて、発言することです。

それに、シュパイデル先生やバルダ先生のような素晴らしいピアニストで指導者、という方はいらっしゃいます。

ピアニストと指導者(ピアノの先生)を分けたがる音楽人が、昔から多過ぎます。皆、ピアノを愛するからこそ音楽の道を選んできたのです。

そこは同じはずなのにイチイチなんで区別するのか? ただ、ずっと弾き続けてきたからこそわかる事、生徒さんにお伝え出来る事があります。区別するよりも大事な点として、このことを加えさせていただきます。

私はピアノが好きだから、弾き続けています。私にとっては、今後もそれが生活の一部なだけです。

ピアノを習い始めたばかりの小さなお子さんのレッスン

ピアノを習い始めて、最初の半年はピアノに触れさせない先生も結構いらっしゃいますね。私の友人(ピアノの先生)もその考えです。私は理解出来ないのです。

だって、ピアノが弾きたくて来られたんでしょう? なんで、そんなオアズケみたいなことするのか私には???
私はどんな小さな子供さんでも、毎回鍵盤には触れてもらっています。

「音符が読めてからピアノに触れる」 という意見も、もっともです。でも、ちょっと耳にしたメロディーや好きな歌を、ピアノで遊び弾きする楽しさ。それは、大切にしてあげたいのです。

楽譜が読めなくても弾けるメロディー、ワンフレーズってありますよね。

わ! 弾けた、おもしろーい! から始まっていいと思います。楽器を奏でる、ということですね。

そして、それとは別に音符などの読み書きを毎回してゆきます。

一緒に進めてゆけば良いのではないか、と考えています。小さい子供さんにはゆっくり進めていきますから、だいじょうぶですよ。

発表会では、私も毎回ミニコンサートをします。小さい生徒ちゃんに生演奏の魅力、迫力を身近に感じて欲しいです。

そして、ピアノが生活とともにある喜び、楽しさを感じていただければ、教師としてピアニストとして大変嬉しいです。

レッスン案内

神戸市東灘区本庄町にて ピアノの個人レッスンをしています。

ご自分の想いをピアノで語ってみませんか?

これからピアノを始めたい方へ

この記事を書いた人

坂上麻紀

坂上麻紀

現在は東灘区にてピアノ教室を主宰の他、ラウンジピアニスト、各種イベント、シニアマンション・病院等での出張演奏にて活動中。神戸女学院大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒・同音楽専攻科修了。