やめられなくなる小さな習慣 佐々木正悟著 その2

昨日もこの本について少し書きましたが、今日はその続き。
この中に出てくる言葉、PDCAについてハッとさせられました。

ピアノの練習にも効果アリ PDCA

P=PLAN 計画する
D=DO 計画を実行する
C=CHECK 実行内容をチェックする
A=ANALIZE チェックした内容を分析して、より良い計画を立てる

やめられなくなる小さな習慣より引用

PDCA 、この順番を繰り返すと能率が上がり仕事に効果的だそうで、ビジネスではよく使われているそうです。
こんな用語は知りませんでしたが、私は高校時代まさにこの方法で自主練習していました。来る日も来る日も毎日7〜8時間。
ノートに練習計画を書いて、練習後に出来たことや改善するところを考えるピアノ漬けの日々。

コンクールや大きな目標のある人は今も、皆さんそれぐらい練習しているでしょう。学校へ通いながらこの時間を捻出するのは本当に大変で、お一人様というかクラスでは浮いた感じだったように記憶しています。
この本を読んで練習について、すっかり忘れ去っていた色々な事を思い出しました。
昔話をするのは、年取った証拠かな…。
当時の目標は、もちろんコンクール入賞と、どんな時でも完璧に弾ける揺るがない演奏。練習の効果はコンクールに予選通過、ということで証明されました。でも、何事もやりすぎはいけません。

本選半月前、右手が動かない!

予選を通過し、本選まであと半月に迫った頃です。朝起きて、ご飯を食べようとしたら「痛いっ!」 お箸が持てなくなり手がこわばって動かなくなりました。病院に行ったら「腱鞘炎やね、しばらく使わないように」との事、何の慰めにもならない湿布を大量にもらいました。 本選まであと半月、、呆然としてウチに帰りましたが、諦められません。淡々と左手だけの練習を本選まで続けました。
弾いて痛かったら本番で気持ちがくじけそうな気がして、前日まで右手は一切弾かず、鍵盤上を撫でるだけのイメージトレーニング。
「本番は一回だけや、明日は本気出して弾いてやる!」と思っていました。

開き直り=災い転じて福となる

一度は諦めかけた本選。そう思えば、もう本当に何もなかったように集中できました。痛みも?緊張感もあったからか、どこかに飛んでしまっていました。
曲目は、当時の私の心境にピッタリなメンデルスゾーンの厳格なる変奏曲。
最後のバリエーションを、泣きそうになりながら弾いたことを覚えています。
あの時、曲と自分は一つになっていたと思います。

今もこの曲を聴くと、泣きませんが当時の事を色々思い出してしまい、黙り込んでしまいます。

鬼気迫る演奏のおかげか?

全日本学生音楽コンクール西日本大会高校の部第2位、という結果を出せました。腱鞘炎というアクシデントがあって、一度は終わった、と心折れかけていましたから本当に嬉しかったです。
あそこまで集中して練習できたのは若くて、ただひたむきだったからですね
今、同じ馬力でやろうものならきっと寝込んでしまいます。気力も無理。 笑

PDCA。無理のない時間配分でチャレンジなさると良いかと思います。10分程度でも絶対に効果あります。
私はさすがに懲りて長時間の部分練習は辞めました。腱鞘炎はあれっきり。二度と同じ失敗は繰り返していません。笑

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この記事を書いた人

坂上麻紀

坂上麻紀

現在は東灘区にてピアノ教室を主宰の他、ラウンジピアニスト、各種イベント、シニアマンション・病院等での出張演奏にて活動中。神戸女学院大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒・同音楽専攻科修了。