ベートーヴェンソナタ・テンペスト演奏動画とともに(神戸市東灘区甲南山手・深江・ピアノ)

ベートーヴェンピアノ・ソナタ第17番ニ短調(作品31-2)1802年作曲

このソナタの「テンペスト」という愛称の由来は、ベートーヴェンの秘書を自称するシントラーによって生み出された逸話(作り話)であると考えて、ほぼ間違いないだろう。このソナタの様式は――特に第1楽章については――シントラーの言う「シェークスピアのテンペスト(嵐)」というよりも、むしろ文学におけるシュトゥルム・ウント・ドランク(疾風怒濤)の影響を受けたハイドンの同名の作曲様式と親近性をもっているように思われる。というのも、短調でテンポとディナーミクの急激な変化は、この様式の特徴的な側面なのである。

ピティナピアノ曲辞典より引用

「テンペスト」が作曲されたのは1802年、この頃ベートーヴェンは、年々悪化する耳の病気に絶望し『ハイリゲンシュタットの遺書』を記し、自殺も考えていました。

もう20年以上前ですがウイーンの夏期講習に行った時、レッスンが休みの日に『ハイリゲンシュタットの遺書』が書かれた家を探して訪ねたことがあります。

散歩の好きなベートーヴェンがここを歩いたのかなと思わせる道、綺麗な小川、まるで昔にタイムスリップしたような静かなところでした。

だんだん耳が聴こえなくなってゆくベートーヴェンの苦しみ、悩み、孤独、はどんなものだったのでしょう。

病に負けずこんな素晴らしい曲を送り出してくれたのですね。偉大な作曲家です。

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この記事を書いた人

坂上麻紀

坂上麻紀

現在は東灘区にてピアノ教室を主宰の他、ラウンジピアニスト、各種イベント、シニアマンション・病院等での出張演奏にて活動中。神戸女学院大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒・同音楽専攻科修了。